羽織り 友禅柄の羽織 羽織の仕立てをしました。藤色(青紫の薄い色)の地色に水仙の花をアレンジした模様です。 お正月に満開になる水仙は冬の花、大きな友禅柄は一つの花柄の間隔が大きく身頃の柄合わせは、さほど難しい仕立てではありませんでした。ただ、前身頃と衿の柄粋に少し仕立ての工夫が必要かと思われます。柄感覚を前全体が柄で一杯になり、前身頃の柄粋と衿の柄を出来るだけ同じ位置にすれば、スッキリと見えます。同様に左肩の後身頃と衿の柄粋を近づける事により、スッキリ美しい衿繰りの柄位置になりました。 |←前の事例|次の事例→|