着物の仕立て 伊藤和裁 着物の仕立て 仕立て事例133 格子文様に織られた縞大島紬を仕立てました。 織物の縞の模様を極力、柄合わせするように仕立てますが、どうしても、少しづつ、段が合わなくなってきます。ですから、目立つところを合わせます。背の衿の下、背のお尻辺り、上前衽の裾から1寸5分前後、上前掛け衿、袖付けを重点的に合わせています。 この方は、希望寸法が、後ろ巾、8寸5分、前巾7寸と福よかな方ですので、他の寸法も考慮します。 衿肩明きは、標準の方より、広く明け、衽巾も標準より少し広げてお仕立てをしました。 |←前の事例|次の事例→|