着物の仕立て 伊藤和裁 着物の仕立て 仕立て事例129 結城紬着物の仕立て 結城紬着物は茨城県結城市、栃木県小山市を中心に鬼怒川沿い一帯で昔から織られています。 撚りをかけない手紡ぎ糸で手織りした生地は柔らかく、着れば着るほど味が出てくるのが結城紬です。 昔は、無地か縞柄でしたが明治の頃には、十字絣や亀甲絣が生まれ、現在は多彩な色使いも多いようです。 この写真の結城紬も反物の半分を雪輪と萩模様で織られています。八掛けは、紫色を選ばれたお客様のセンスの良さが伺えます。 上品な色、柄ですので、背で、萩の柄と雪輪をぶつけて、追い裁ちに仕立てました。 |←前の事例|次の事例→|