着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

着物の仕立て

一つ紋入れ訪問着の仕立て


赤香色の地色に正倉院文様の忍冬と鳳凰が描かれている豪華な手描き京友禅の訪問着を仕立てました。20代から40代まで、幅広くお召しいただけるのでは ないでしょうか。
この訪問着に紋を一つ背中に入れました。紋名は【唐鎧木瓜】(カラクワンモッ コウ)と言います。
紋を入れるこにより、訪問着をより格調高く出来ます。ミセスの略式礼服として、お召しいただけます。
装飾的に施される金彩や刺繍が仕立てる際に困ることが多々あります。柔らかい布に、斜めに金彩されていたり、刺繍がされていると、平らに置いた時に地の目が捻じれたり、地直しをすればするほど、地の布が縮みます。そうならない為に、斜めに金彩で柄入っている時は、仕立ての工程の地直しから、 気を付けなければいけません。

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