着物の仕立て 伊藤和裁 着物の仕立て 仕立て事例115 優伸織りの大島紬訪問着の仕立て 先染めの大島紬の絵羽柄訪問着です。青海波、七宝、立涌、などの柄を刺し子で描いています。横段に合わせ、縦に白地が強い柄でアクセントをつけています。 柄合わせで注意したところは、身頃には、希望寸法身丈により、内揚げを縫い込みます。衽の柄を合わせる為に衽にも内揚げを縫い込みます。 衿の柄を合わせるには、掛け衿の中で、地衿をつまむことになります。そうすると衿元がごろつきます。その為、衿は流してあります。 |←前の事例|次の事例→|