仕立て直し 色留袖の付け比翼の仕立て直し 上前身頃の絵柄には、籬(まがき)に菊、椿、桜の草花の古来の雅趣と松に山岳の風景文様、その他、苫船、松、波に浜と桜、菊の植物文様が後身頃、下前まで、裾模様の色留袖です。正式礼装の五つ紋付き色留袖を紋入れと仕立て直しまでしました。本来の付け比翼を簡略して、上前と衿のみ付ける事を希望され、その様に仕立て直しております。この付け比翼のメリットは着用しても、着物は軽く、動き易いというところです。 |←前の事例|次の事例→|