着物の仕立て 伊藤和裁 着物の仕立て 仕立て事例144 アヤメ柄の浴衣の仕立て 白地にアヤメの柄を大胆にデザインされた浴衣を仕立てました。 今回はお客様からの指示で衿部分を濃い紺色で、一方柄の柄付けにしています。 このお客様からの一言が、裁ち合わせをする上で、とても重要になります。 衿と衽をどちらの色使いにするのか、一方柄にするのか、背や袖付けで色柄をぶつけるかで、仕上がりが随分変わってきます。衿と衽は、反巾で半分に分けてますので、衿が紺なら衽は白、衿が白なら、衽は紺になります。そして、アヤメ柄がメインの位置で、逆にならない様に気を付けながら、裁ち合わせをします。 |←前の事例|次の事例→|