着物の仕立て 伊藤和裁 着物の仕立て 仕立て事例101 お仕立て事例 - 総菅縫い1つ紋入り色無地 着物の背中に一つ、総菅縫いで『丸に橘』が入った色無地を仕立てました。縫い紋の色目は、生地より濃い目の糸で入れ、総菅縫いなので、紋が引き立つ様にしています。背中の紋を入れる位置をきめる作業を【紋取り】と私共は言っています。お客様の身長から、紋を入れる位置を割り出します。お仕立ては、基本の袷着物の仕立て方ですが、絵柄が無く、一色で染められた色無地は、仕立ての善し悪しが如実に表れます。お仕立ての手を好み、とても気を使う着物です。 |←前の事例|次の事例→|