男物 事例49
男物袷紬着物の仕立て
一般的な男物袷長着です。お客様は、身長160センチ、少々福与かな方です。
呉服屋さんからの依頼でのお仕立てですので、私どもは、呉服屋さんからの寸法表から、色んなことを考慮して、お仕立てをしています。
袷の男物の場合、通し裏の生地の考慮します。着物は3代に渡り、着用出来るとされていますが、お仕 立て直しせずに、譲ることはできません。その為に、表にも、裏にも、ある程度の内揚げを入れておきます。
今回の場合、身長160センチの方ですので、最大、5 寸~6寸(約20センチ前後)の内揚げを入れてあります。