子供用着物 四つ身着物と袖無し被布コートの仕立て お客様が、七五三詣りに着用した子供用着物を今度はお孫さん用に仕立て直しました。 着物を解いて、洗い張りと湯のしをし、汚れや着物に付いた仕立てのスジを消し、仕立てます。 お客様の家紋が『五三の桐』、このお着物の絵柄にたくさんの『桐』の文様が描かれています。 四つ身着物の背には、『光琳桐』が背中に一つ染め抜きで描かれています。 白生地から別注誂えの愛情に籠った逸品です。 良い雰囲気が伝わってきます。大正時代の着物でその頃の豪商の家系の方かも知れません。 |←前の事例|次の事例→|