着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

子供用着物

七五三の7才用の着物と長襦袢


子供用(七五三用)の着物地と長襦袢地の反物(生地)から仕立てた7歳用の着物と長襦袢です。
着物には、桜の地模様入りの生地をピンク色に染めてあります。この染めには、まりの絵柄と桜と蝶々が描かれています。長襦袢の地模様も桜が描かれています。黄色の半衿にも桜の刺繍半衿です。
七五三は11月の秋の季節に行なわれますが、着物も長襦袢も春の桜尽くしです。着物地から仕立てましたので、13才参りにもこの着物が着れる様に本身裁ちにして、別オクミ仕立てにした7歳の七五三のお祝い着です。3歳用の祝い着はお宮参りの着物を併用するか、サイズを小さくして四つ身寸法に仕立てて着用します。普通の四つ身の仕立てはつまみオクミにして仕立てますが、7歳の子は体系が少しずつ成長しています。つまみオクミの仕立て方だと肩巾が狭く、大変着物が着づらくなります。その為に肩巾を大きく取れる別オクミ仕立てにします。長襦袢との釣合いも、肩巾は揚げの加減で変更が出来るので袖巾のみ3分ほど着物衿も控えてお子様が動きやすい様に考えて仕立てをしております。

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