着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

仕立て直し

仕立て直し事例 - 長襦袢のお直し


お客様が20代に着用していた振袖用の長襦袢です。
袖丈を短くして、そして、古く大変、汚れている裏地(胴裏)を取り、居敷当てをつけてほしいと相談を受けました。
袖丈を短くするのも、袖を切らずに袖の縫込みで仕立て直して欲しいとの事です。
(娘様が成人式に振袖を着る場合にこの長襦袢の袖の長さを元に戻して振袖用の長襦袢として、また、使うからだそうです。)
袖も身頃も弄りますので、お客様と相談して、長襦袢を全て解いて、湯のしをして、スジ消しをし、最初から仕立て直しをしました。
最初から仕立て直した方が、綺麗に仕上がりますし、気持ち良く着れます(当然ながら、地衿、半衿も新品です。)

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