着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

羽織り

無地の羽織


生地に二越縮緬(ちりめん)を使用しています。生地の風合いはどっしりとした感じですね。柄は無くグレー系に染めた生地を羽織りに仕立てました。
柄が無いので柄粋の説明は出来ませんが^^羽織りについて、ほんの少し説明しますと、江戸時代中期に武士の旅行用として、紋付の羽織りが普及し、一般の民衆も男性用の外衣をしても着られるようになります。
羽織りを一般女性が着るようになったのは明治になってからと伝えられています。 羽織りの丈の長さは、その時代で長くなったり、短くなったり、流行があります。
最近は、丈の長い長羽織が、また、流行り出しています。

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