着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

子供用着物

子供用一つ身


お母様が着用されていた小紋着物から、お子様の一つ身きものと被布衿コートのアンサンブル、肌襦袢をお仕立てしました。
お母様の小紋着物の左右両身頃、左右両袖の中から、片身頃だけで一つ身を、片袖だけでコートを創作しました。被布衿、竪衿、衽(おくみ)は、共八掛け(小紋の裏生地)を使って、可愛くアクセントをつけてみました。
肌襦袢の身頃は白地の晒し(さらし)を別で使い、両袖は小紋の衽の残り布を使い、半衿は共八掛けの残り布を使って仕立てました。
もう一度再利用して頂きたいと思い、お子様の成長を考えて、四つ身着物と四つ身肌襦袢が再度仕立てられる様に、もう片方の身頃、袖、あとは共八掛けの個切れを残布としてお返ししました。その事をお客様にお伝えすると大変喜んでいただけました。

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